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マインドセット / 指導理論

「努力は才能か?」の最終結論。天才をも凌駕する最強のスペック『練習し続けられる素質』の育て方

AI時代に残る人間的価値の概念図

「あいつは天才だから」と諦める前に知ってほしい。スポーツ界で最も恐れられる才能は、160km/hを投げる肩でも、柵越えを打つパワーでもない。「飽きずに、淡々と練習を続けられる能力」だ。多くの人はこれを「生まれつきの性格(素質)」だと思っているが、実は脳の仕組みを利用すれば開発可能な「スキル」である。

1. AIに任せられる「8割の仕事」とは

けんすう氏は、すでにAIに以下のような"知的プロセス"を委ねられると語る。

● AIが代替する領域

  • 思考整理・論点出し
  • 企画立案・戦略設計
  • モックアップ作成などの重作業
  • 1on1での進捗管理やフィードバック
  • ドキュメント化・改善提案

従来"人間のコア"とみなされていた仕事の多くが、自動化の対象になっている。

2. AIでは代替できない「残り2割の価値」

けんすう氏が強調する"人間固有の価値"は以下の4つ。

● ① 始める力

「これがあったらいい」と気づき、ゼロから動き出す原動力。

AIは"きっかけ"を生み出せない。

● ② ゴール設定と成果の定義

目的の設定=世界観の表明であり、最も人間的な行為。

AIは「何を良しとするか」を決められない。

● ③ 人柄と関係性

今後はプロジェクト単位の働き方が主流となり、

「この人と組みたい」が最大の価値になる。

● ④ ブランドの価値

成果物がコモディティ化し、

「誰が作ったか」が圧倒的な差別化要因になる。

AIが担う領域と人間固有の領域の比較図

3. AI時代に求められる「1つのスキル」

三浦慶介氏の『AI時代に仕事と呼べるもの』と重ねながら、けんすう氏が特に重要だと語るのが 「抽象化の力」

● 抽象化とは

日常の出来事から

  • 本質
  • 構造
  • 再現可能性

を取り出し、学びとして昇華する能力。

● 抽象化の価値

  • 自分だけの"世界観"が磨かれる
  • AIの回答を評価・修正できる
  • 汎用性のある思考力がつく
  • 意思決定が強くなる
経験 → 本質抽出 → 世界観形成のプロセス

AIが「正解」を出すほど、人間は"問いをつくる側"になる。

4. AI時代のキャリア戦略:エフェクチュエーション

予測不能な時代、長期キャリア計画はほぼ意味をなさない。代わりに重要なのが 「エフェクチュエーション」

● エフェクチュエーションとは

  • 手持ちのリソースで動き出す
  • 出てきた偶然を資源にする
  • 計画より行動
  • 予期せぬ展開を許容する

GAFA創業者や起業家が自然に使っていた意思決定法であり、AI時代のキャリアに最適な思考法。

予測型と創発型キャリアの図解

ビデオpodcast

まとめ

AI時代に残る人間の価値は、「始める力」「目的設定」「関係性」「ブランド」、そして「抽象化能力」。

予測不能な時代には、計画より行動、準備より学習のエフェクチュエーション思考が鍵となる。あなたの世界観を磨き、AIと共創する未来を切り拓こう。