「誰かがやるだろう」が組織を壊す
メンバーの能力は高いはずなのに、問題が起きると押し付け合いになったり、重要なボールが誰にも拾われず放置されたりしていませんか?
結論から言いましょう。強い組織を作るために不可欠なのは、精神論ではなく「責任範囲の明確化」です。
今日は、役割の曖昧さを排除し、個の力を掛け算に変える組織設計をお話しします。
1. 境界線を引くから「思い切り走れる」
「責任を明確にするとセクショナリズムが生まれる」と誤解されがちですが、本質は真逆です。
元日本代表の福田正博氏が語るように、強いチームは目的から逆算して設計されます。トップダウンで示すべき枠組みとは、まさに「誰がどの陣地を守り、どこに全責任を持つか」という規律(北極星)です。
自分の守備範囲が明確だからこそ、迷いが消え、目の前のプレーに100%一点集中できます。
2. 「落ちたボール」を拾い合うリスペクト
責任範囲を明確にした上で不可欠なのが、ボトムアップの対話による「納得感」と「関係性のパズル」です。
現場の仕事には、必ず責任の隙間に落ちるボールが存在します。その時、「自分の管轄外だから」と見捨てるのではなく、互いの役割をリスペクトし、長友選手のような「空気清浄機」として自発的に間を埋め合えるか。規律という土台があるからこそ、自律的なフォロワーシップが真価を発揮します。

3. 今日からできるアクション
- 責任の境界を言語化する:「言わなくても分かる」を捨て、役割と担当領域をテーブルの上で明確に定義する。
- 結果への執着を手放し持ち場を守る:「あかんかったらやり直せばいい」と腹を括り、自分の担当領域で人事を尽くす。
- 隙間のボールをリスペクトで拾う:自発的なカバーを「当たり前」とせず、互いのプロセスに感謝を伝える。

責任の枠組みと、現場の納得感。この両輪が噛み合ったとき、組織は逆境に負けない圧倒的な推進力を手に入れます。
【関連Vlog】このテーマをもっと深く味わう
強い組織をつくる責任範囲の設計について語ったショート動画です。ぜひご覧ください。
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